歯科遠隔医療オフィシャルブログ

歯科遠隔医療を考えるオフィシャルブログです。

なんにも出来ないことがアドバンテージ!?

小児歯科や障害者歯科で実力を発揮する遠隔医療だが、

そもそも歯医者が苦手な子どもたち(子どもに限らず)は、歯医者の何が苦手なのか?

音も嫌い。

匂いも嫌い。

雰囲気も嫌い。

先生も怖いから嫌い。

もう全部怖いから嫌い。

それこそ何が苦手とかじゃない、歯医者が苦手なのだ。

 

遠隔診療なら大丈夫。

音もしないし匂いもしない。

自宅で診察するから雰囲気もなにもない。

先生がいくら怖くても絶対に触られない。

「遠隔じゃ治療できないだろ!」と歯医者は言うが、患者からしたらこの"できない"が安心なのだ。

"話すことしかできないこと"は実は欠点じゃなかった。

 

 

触りたくても、

どう頑張っても、

針でつんつんしたくても、

レントゲンを撮りたくてもなんにもできない。

これがいい。

 

 

さて、

この話のきっかけになった患者さんの声(ブログ)を貼り付けておきます^ ^

 

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妙に気が楽に

私、以前から、声を大にして聞きたかったのですが…。
仮にどれだけ優しい歯医者さんだったとしても、歯科独特の診察台に座り、ズラリと並ぶ治療機器や薬品を前にして、平常心で相談できるものなのでしょうか?
私はダメです。あの診察台に座った途端、心拍数があがり心ここにあらずになります。
もとからそんな感じだったのに、数年前、歯科治療中に急性副腎不全を起こしたのは致命的で、体調が悪化したことも重なり、「恐怖」から二度と行けなくなりました。

実は、長縄先生の遠隔歯科相談を受けることが決まってから、妙に気がラクになった私です。
まだ受ける前なのに「何でだろう?」と考えると、あの診察台に座らずに済むからです。
自宅の椅子で、治療機器の代わりに花を、薬品臭の代わりにコーヒーの香りでも漂わせ遠隔歯科相談を受ければ、心拍数があがり心ここにあらずなんてこと無いですよね。
もちろん、その日の体調に左右されず、移動しなくて良いことも、ありがたいです。

あらかじめ、きちんと相談にのってもらえるとわかっていることも、安心できます。
残念ながら、過去に歯のトラブルで歯科に行った際、ロクに話を聞いてくれなかったり、不機嫌な対応をされたことも少なからずあり、知らず知らず歯医者さんの顔色を伺っていました。
そして、何といっても気がラクになった一番の要因は、治療無しで、深刻なトラブルが話せる(相談できる)ことです。長縄先生の遠隔歯科相談を受けることが決まってからというもの、相談したい事柄が次々と頭に浮び、待ち遠しい感じです。見て見ぬふりをしてきたものの、「本当はすごく困っていたんだ。辛かったんだ」と、自分の心に気がつきました。
逆に、何で今まで遠隔歯科相談が普及していなかったのでしょう?
患者会仲間に遠隔歯科相談の話をしたところ、やはり喜んでいました。(だよね!)

今しか綴れない、遠隔歯科相談を受ける前の難病患者の気持ちでした。

遠隔医療の勉強会の開催・ブログで情報発信 - 遠隔医療をとことん考える会

 

プロフィール
長縄拓哉(ながなわたくや)

初期研修医時代から東京女子医科大学病院、歯科口腔外科学講座で口腔腫瘍、顎顔面外傷、口腔感染症治療に従事しそれぞれ認定医資格を取得。デンマーク・オーフス大学に留学し口腔顔面領域の難治性疼痛について研究。口腔顔面領域の感覚検査器を開発し、国際歯科研究学会議(IADR2015, ボストン)ニューロサイエンスアワードを受賞。2015年に東京女子医科大学病院に口腔顔面痛み外来を開設。統括医師として難治性疼痛患者の治療を行っている。文部科学省科研費を獲得。Neurotalk2017(スペイン)シンポジスト。医学博士。株式会社メドレー仲介型販売取次店。日本口腔顔面痛学会評議員。日本口腔内科学会代議員。日本遠隔医療学会•歯科遠隔医療分科会会長。