歯科遠隔医療オフィシャルブログ

歯科遠隔医療を考えるオフィシャルブログです。

遠隔診療で診断できなかったら会いに行っちゃえばいいか!!

毎週月曜日は特別養護老人ホームを2施設、歯科衛生士と一緒に往診している。

ここ、どんぐり山(三鷹)。

http://mitaka-donguriyama.com/

あとこちら、エリザベート成城。

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http://www.kensyokai.or.jp/institution/tokuyou/elisabeth.html

 

先ほど施設入居者のお部屋(患者さんはベッド上)で衛生士に、「先生ここちょっとみてください」と言われ、少し離れたところから口の中を覗いてみたが、何が何だかわからない。わからないというか、暗くて見えない、触ってみないとなんとも言えないというやつ。

 

これが遠隔診療で、テレビ電話でよく見えない上に触れないときたら診察どころではない。診察とは言えない。

分かってはいたんだけど改めて、口腔内の診察は難しい。

 

これを解決するには、やはり触れるデバイスの開発、よく見えるカメラ、あとは遠隔地にいる誰かに触ってもらうしかない。

口腔用カメラを患者さんに買ってもらうわけにもいかないし、この問題をどうやって解決させればいいのか。

 

今のところさっぱりわからないし、新しいデバイスの開発なんぞをぼーっと待っているわけにも行かないので、遠隔診療でわからなかったらもう会いに行こうと決めました。

 

私は今まで、田舎にも僻地にも、離島にも、一回も行ったことがないのに何を偉そうに遠隔医療を語っていたんだろうか。はずかしい。ちゃんとやらなきゃ。

 

実際に田舎で困っている患者さんを訪問するなら、地域の保健所や近隣の診療所の協力が必要だな。

全部無料でやるつもりだが、自分が破産したらどうしようもないので何か方法を考えねば。

 

知らない街や村に行けて新しいアイデアを思いつくかもしれないから別にいいか、

アイデアは移動距離に比例すると誰かが言っていた。

 

プロフィール
長縄拓哉(ながなわたくや)

初期研修医時代から東京女子医科大学病院、歯科口腔外科学講座で口腔腫瘍、顎顔面外傷、口腔感染症治療に従事しそれぞれ認定医資格を取得。デンマーク・オーフス大学に留学し口腔顔面領域の難治性疼痛について研究。口腔顔面領域の感覚検査器を開発し、国際歯科研究学会議(IADR2015, ボストン)ニューロサイエンスアワードを受賞。2015年に東京女子医科大学病院に口腔顔面痛み外来を開設。統括医師として難治性疼痛患者の治療を行っている。文部科学省科研費を獲得。Neurotalk2017(スペイン)シンポジスト。医学博士。株式会社メドレー仲介型販売取次店。日本口腔顔面痛学会評議員。日本口腔内科学会代議員。日本遠隔医療学会•歯科遠隔医療分科会会長。