歯科遠隔医療オフィシャルブログ

歯科遠隔医療を考えるオフィシャルブログです。

遠隔で頬をつねる?

シンポジウム用のスライドが出来上がりました。外人達が爆笑する姿が目に浮かびます。日本人は笑わないと思います。
さて、プレゼンテーションの準備という短期的な目標がなくなって、他にやることがなくなってしまいました。
日本にいるとあっという間に時間がなくなってしまうけど、その中でもアイデアが湧いてきて、やりたいことがどんどん増えて、楽しいことが多いけどその分だけ方向性を見失います。
いま私はスペインですごいひまです。
ただただ思考が停止している。
ただハムがうまいなと、アホみたいにビールをのんでいます。

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デンマークで研究ばかりしていたことを思い出しました。
ストイックなボスや仲間がいなかったら研究なんかしないでただのアホになっていたと思います。
いままさにひまの怖さと思考停止の恐ろしさを感じていますが、日本に帰ったら忙し過ぎて研究どころではないと思うと、この1週間はのんびりしてもいいのかなとも思います。
結局ひまでも忙しくても研究はできなくて、ちょうどいいのがいいんだな。

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ハムの脂とアルコールで私の前頭葉が萎縮しかけているいまこそ遠隔で頬をつねってください。
遠隔診療の短期的な目標は新しいテクノロジーで触診を可能にすることです。特殊な手袋をつけて患者に触ると、同じ手袋をつけて遠隔にいる医師に感触が伝わる)。そろそろ実用化されるんじゃないだろうか。

離島にいる歯科医師が特殊なグローブをつけて患者の口腔内を触る、大学病院(遠隔地)にいる口腔外科の専門医に感触が伝わって、「硬いね、あぶないね(腫瘍かも)」って。

そろそろだと思います。

 

プロフィール
長縄拓哉(ながなわたくや)

初期研修医時代から東京女子医科大学病院、歯科口腔外科学講座で口腔腫瘍、顎顔面外傷、口腔感染症治療に従事しそれぞれ認定医資格を取得。デンマーク・オーフス大学に留学し口腔顔面領域の難治性疼痛について研究。口腔顔面領域の感覚検査器を開発し、国際歯科研究学会議(IADR2015, ボストン)ニューロサイエンスアワードを受賞。2015年に東京女子医科大学病院に口腔顔面痛み外来を開設。統括医師として難治性疼痛患者の治療を行っている。文部科学省科研費を獲得。Neurotalk2017(スペイン)シンポジスト。医学博士。株式会社メドレー仲介型販売取次店。日本口腔顔面痛学会評議員。日本口腔内科学会代議員。