歯科遠隔医療オフィシャルブログ

歯科遠隔医療を考えるオフィシャルブログです。

歯科遠隔医療の可能性をバルセロナで話してきます!

みなさまおはようございます^ ^

明日からスペイン(バルセロナ)で開催されるNeurotalk 2017に参加するため、大学にお休みをいただいて1週間出張してきます。

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はじめて参加する学会ですが、うわさでは中国人参加者が多いとか。バルセロナに中国人がたくさんいるのかと若干言葉にできない気持ちになりましたが、そもそも中国人はどこにでもいるのでなんとも言えませんね。

まあ中国人は置いといて、国際学会でプレゼンテーション(シンポジウムで25分の講演)する機会をいただけて光栄です。

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今回は「Pain and Headache symposium(痛みと頭痛シンポジウム)」ですので"痛み"を中心にお話する予定ですが、もちろん遠隔診療の可能性についてもアピールしてきます^ ^

発表の内容(遠隔医療の部分)を少しご紹介します。

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慢性疼痛は治療に長期間を要します(簡単にはよくなりません)。痛みやそれに伴う偶発症(うつや不眠など)により、通院ができなくなってしまうこともあります。

遠隔診療を用いることで改善される可能性があります。

精神科領域では、遠隔でテレビ電話を用いたCBT(認知行動療法)の効果が多く報告されていたり、対面診療と同等の効果が期待できるといっている報告もあります。

また、慢性疾患患者の治療ドロップアウト率が減少するという報告もあります(今後このあたりの情報もブログでご紹介します)。

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慢性疼痛に対する外来診療は、投薬やお話(処置なし)だけのことが多く、遠隔診療でも対面診療と変わらない治療効果が得られるなら、併用することで通院負担が軽減されて、治療効果もあって、ドロップアウトしてしまう患者も減るかもしれません。

さてそろそろ成田につきます^ ^

プロフィール

長縄拓哉(ながなわたくや)

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初期研修医時代から東京女子医科大学病院、歯科口腔外科学講座で口腔腫瘍、顎顔面外傷、口腔感染症治療に従事しそれぞれ認定医資格を取得。デンマーク・オーフス大学に留学し口腔顔面領域の難治性疼痛について研究。口腔顔面領域の感覚検査器を開発し、国際歯科研究学会議(IADR2015, ボストン)ニューロサイエンスアワードを受賞。2015年に東京女子医科大学病院に口腔顔面痛み外来を開設。統括医師として難治性疼痛患者の治療を行っている。文部科学省科研費を獲得。Neurotalk2017(スペイン)シンポジスト。医学博士。株式会社メドレー仲介型販売取次店。日本口腔顔面痛学会評議員。日本口腔内科学会代議員。