歯科遠隔医療オフィシャルブログ

歯科遠隔医療を考えるオフィシャルブログです。

事故が起きないようにビビりながら遠隔診療!?

遠隔医療の課題として「責任の所在」が不明確であることが指摘されている。見落としや誤診が発生した場合、誰が責任をとるのかと。

 

"見落としや誤診のリスク"は、遠隔診療の適応疾患(患者)を間違えなければ限りなく低くできるが、

そもそも遠隔診療は、対面診療と組み合わせて、

対面診療では不十分だったマネジメント(例えばモチベーションを維持するとか、通院の負担を軽減させるとか)に使えるねって言っていたのに、

最近では初診も遠隔でOK(自由診療なら以前からOK)禁煙は完全遠隔OK(自由診療)とか言っている。

 

小心者の私は、疾患や状態を慎重に考慮して、処方も診断もなんにもしない『スマホで遠隔歯科相談』をやっている。

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処方は遠隔地のかかりつけ歯医者さんに協力してもらっている(D to D)。

薬の調整は絶対必要なので、定期的な遠隔相談が必要だ。そのため、知っている先生の紹介患者しか初診では診れないし、連携が取れなければお断りせざるを得ない。

 

いくら便利なシステムといっても、事故が起きて遠隔医療の普及が失速したら話にならないので、今後もビビりながら、慎重にやっていこうと思います。

 

 

原因不明でも喜べる?腫瘍がないことが嬉しい。

右耳と右目の機能が低下しているってことで、昨日頭のMRIを撮ってもらった。

読影の結果は異常所見なし。

ということで、聴神経腫瘍などの腫瘍性病変はとりあえず否定されてよかった。

 

結局今回の検査では、

何もわからなかった(目に見える病気はなかった)ということがわかった。

 

私はこれで満足だが、

とは言っても、

見えない、聞こえない、頭が痛いなどの症状はもちろん残っている。

 

いくら検査をしてもわからないものはわからないもので、原因はわからないけど、症状の増悪がないならこのまま様子をみましょう、悪くなったら再検査するし、何も変化がなくても一年に一回くらい検査をしましょう、

なんてことはしょっちゅうあるし、私もよく言っている。

 

原因がわからない不安をどの程度感じるかは人それぞれで、不安すぎると精神的に病んでしまうこともある。

 

われわれ口腔顔面痛(Orofacial Pain)業界の原因不明疼痛率はかなりのもので、専門医にたどり着くまでに誤診を繰り返され、歯の治療をされたりマウスピースを装着させられたり。

運良く専門医を受診できたところで、複雑化した痛みの原因を全て解明するのは至難のわざだ。

 

原因不明の病気や症状があって、ずっとひとりで不安で、悩んでいるなら、遠隔でもなんでもいいので、相談していただけると嬉しいです。

歯医者に相談しても仕方ないだろと思いながら、うっぷんを晴らすつもりで気軽に相談できるように、今後も私の遠隔歯科相談は無料です。

自分が患者になったからって全部わかったと思うなよ!!

5年以上前から2000ヘルツだけ聞こえない右耳と、見えない右目、あと頭痛の精査をするためにMRIを撮ることになって、今撮影の順番を待っています。

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日ごろから、患者さんに負担の少ない医療を目指して、遠隔医療だのなんだの、

さも患者さんの気持ちがわかっているかのように、生意気に発言していますが、

自分が患者になって初めて、

実際に不安を感じてみて初めて気持ちがわかると言えるのか言えないのか、

 

患者さんひとりひとりの不安や恐怖は、もちろんその人にしかわかりませんが、ひとつだけ確かなことは、私は今いっちょまえに不安を感じているってことです。

 

たかが検査と言われるかもしれませんが、待合室に響く検査器の音や、初めて使う造影剤も心配、もちろん注射も嫌ですね。

 

今回の経験をぜひ、未来の医療に還元したいと思います。

 

とりあえず無事に終わりますように^ ^

おーこわ。

1日だけしかない夏休みにはキュウリを収穫しながら未来の医療に想いを馳せる

夏休み中といっても、外来や会議が入っていて休みとは言えませんでしたが、今日は1日仕事のアポイントが入っていません。ついに夏休みです。

 

妻の実家におりますが、自分がこれほど家庭的で育メンであるとは思いませんでした(今だけの可能性が高い)。

 

庭に朝顔が咲いていました。

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キュウリを収穫しました。

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ちなみに先ほどこちらを申し込みました。

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動きだす遠隔診療:日経デジタルヘルス

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そうそうたる顔ぶれ、カッコイイ^ ^

楽しみです!

 

テレビ電話は恥ずかしい?

私が横浜の大石クリニックで行なっている、"スマホで遠隔歯科相談"ですが、

常勤で働いている女子医大の勤務日以外(主に土曜日)しか行なっていないこともあって、なかなか予約が取れずにご迷惑をおかけしております。

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徐々にご利用いただくシーンや地域も拡大してきました。

 

横浜のクリニックや東京の自宅で行なっている遠隔歯科相談ですが、

患者さんは神戸にいたり福井県にいたり。

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患者さんは自宅で相談できるし、歯科医院で話すより落ち着いて、ゆっくりなんでも話しやすいと、ご好評いただいています(ただの感想、印象ですが^ ^)。

 

一方で、遠隔診療(テレビ電話)は恥ずかしい、直接話したいという方もいらっしゃいます。

 

通院できるなら遠隔診療にする必要がそもそもありませんが、テレビ電話は恥ずかしいという気持ちもなんとなくわかります。

 

慣れるしかないですかねえ^ ^

北里大学の先輩とミーティング。東洋医学研究所に遠隔診療が導入されるのか聞いてみます。

今日は夏休みですが、

医局でシステマティックレビューのプロトコルをPROSPEROに登録しようとしています。まだ未完成ですがそろそろ完成します。

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PROSPEROとはいったい何かというと、

全てのシステマティックレビュー向けのオープン・レジストリ、

つまり、システマティックレビューのプロトコルを登録する場所です。


プロトコルを書いたら、他の人が同じレビューを書き始めないように登録しておきます。


今日はこの後、北里大学の先生とシステマティックレビューについてのミーティングがあるので、急いでやっているという訳です。

 

北里大学といえば昨日(7月31日)、

メドピア子会社のMediplatと北里大学東洋医学総合研究所が、漢方外来患者向けに遠隔診療を導入するという記事がネットに上がっていました。

大学規模で遠隔診療が導入されるのは異例ですね。

おそらく、会計システムが独立している東洋医学総合研究所から小さく始めて、いずれ総合病院にも導入する計画でしょうか。

後で聞いてみます。

 

 

病院の雰囲気や環境に慣れてしまえば、通院は思ったほど億劫ではない!?

現在、妻と赤ちゃんが産婦人科クリニックに入院しています。

毎日病院と自宅を行ったり来たりしていますが、4日目にしてやっと病院の雰囲気や看護師さん達に慣れてきました(人見知りなので4日もかかった)。

 

知らない病院で知らない先生で、赤ちゃんがたくさんいる神聖な雰囲気には、自分が患者でないにしてもお腹が痛くなるくらいの緊張感がありましたが、慣れてしまえばどうってことないです。

 

さて、

もちろん遠隔診療の話になりますが、

遠隔診療をきっかけに医療機関への受診ハードルを下げ、対面診療に移行させるという使い方はかなり良いです。

 

病院を受診する前に、遠隔診療システムを使って先生と話したり、治療内容を相談したり。

実際に顔を見ながらお話して先生に慣れておけば、受診時の不安を少しでも解消させておくことができます。

 

私は普段病院で働いていて、自分の体調が悪い時は知り合いの医者をつかまえて診察してもらったり、経験のない検査でもなんだかんだ同じ職場(病院)ですから、変な緊張感はありません。

 

この度は患者家族として、よい経験をさせていただきました。

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そもそもが恐ろしい歯科治療においては、こういった"慣れ"をいかにしてつくるかが大事です。

 

歯科治療に対する恐怖や不安のある患者さんには、受診前の遠隔歯科相談が有効です

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どんどんやりましょう^ ^